今さらながらKindle Paperwhiteを購入

Kindle Paperwhiteをメルカリで購入

持っている人も多いと思うので今さらなのだが、最近、中古のKindle Paperwhiteをメルカリで購入した。

Kindle Paperwhiteは現在、一番安いモデルでも8000円近くする。
ずっと欲しいと思っていたけれど、ただ本を読むためだけの読書用のビュアーとしては少し高い気がして、これまでなかなか購入に踏み切れなかったのだった。

Kindle Paperwhite

この度、メルカリで手に入れたKindle PaperwhiteはWi-Fiのみ広告なしで2012年製という古いモデルだったけれど、機能的にはこのモデルで十分だったし、2000円という低価格で販売していたので、迷わず購入を決めた。

余談だが、実はメルカリで商品を購入したのは今回が初めての体験だった。

メルカリって、ヤフオクなどのネットオークションに比べると購入手続きがとても簡単だということが実際に使ってみてよく分かった。なるほど、メルカリを利用するユーザーが爆発的に増えるわけだ。

機会があったら、次回は何かを販売する側に挑戦してみようかと思う。

さて、本題に戻る。
これまで、文章の読みやすさでは紙の書籍と電子書籍を比べれば、やっぱり紙の書籍の方に軍配があがるだろうと思い込んでいた。

たしかに読んでいるページからほかのページをぱっと開くとかの一覧性については紙の本の方が優れている。しかし、Kindle Paperwhiteには画面の明るさや文字の大きさをを調節できるという紙の本にはないデジタル機器ならではの便利な機能がついている。これは老眼が進んだ目にはたいへんありがたい利点だ。

また、持ち運び用に保護のカバーを付けてみたのだが、保護カバーを取り付けても総重量が300グラムほどしかなく、ページ数の多い書籍になるほどKindle Paperwhiteの軽さは威力を発揮する。厚みも1㎝弱ほどで鞄の中に入れて嵩張らないのがうれしい。

これからも紙の書籍をまったく読まなくなるということはないだろうが、しばらくKindle Paperwhiteを使ってみた感じからすると、Kindle Paperwhiteで読書することの方が圧倒的に多くなるだろうということが予想される。

Kindle Paperwhiteで青空文庫を読む

ところで、アマゾンの電子書籍のサイトには、有料の書籍のほかに無料の青空文庫がアップされている。

青空文庫とは、著作権が消滅した作品や著者が許諾した作品のテキストを公開しているインターネット上の電子図書館だ。

青空文庫には日本の近代文学作品がたくさんあがっているので、これらを数作品ずつKindle Paperwhiteに入れて、移動時間にちびちびと読むのが最近の楽しみになっている。

夏目漱石の「こころ」や宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」をこの歳になって改めて読み返すとまた昔とは違った感動があるものだ。

2000円の中古Kindle Paperwhiteのおかげで、小さな図書館を手に入れた気分だが、青空文庫の中の気になった作品を読むだけでも何年もかかりそうだ。
まあ残りの人生、Kindle Paperwhiteで読書生活を満喫させてもらうことにしよう。

 

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