舞岡公園 里山の自然を楽しむ 

緑豊かな舞岡公園と周辺地域

舞岡公園

舞岡公園は、戸塚の中でも一番好きな場所だ。
横浜市内では今はすっかり少なくなってしまった懐かしい里山の風景が、30ヘクタールに渡って広がっている。

舞岡公園にはバスや車を使って行くこともできるが、横浜市営地下鉄「舞岡」駅から「小川アメニティ散策路」をブラブラ歩いて行くのがおすすめ。
公園に着くまでに緑豊かな自然の景観をたっぷりと楽しむことができる。
道の途中にある「ふるさと村 虹の家」によって、舞岡の自然について予備知識を仕入れておくのもいい。

歩いて行くと南門駐車場とは反対側から舞岡公園に入ることになる。「瓜久保の家」休憩所の火の見櫓が目印。

舞岡公園2

小山に囲まれた田畑を見ながらしばらく歩くと、公園の北門に到着する。
水車小屋のあるこのあたりは野鳥がよくやって来くるので、バードウオッチングする人や写真を撮る人がいつもたくさん集まっている。

「小谷戸の里」の古民家とボランティア活動

古民家

北門を抜けたすぐの場所に「小谷戸の里」がある。
「小谷戸の里」の敷地内には古民家と舞岡公園の管理事務所が建っている。
古民家はなかなか味のある建物で、もともとは明治後期に建築された戸塚区品濃町にあった旧金子家を平成7年に移築、復元したものらしい。古民家の中は見学することができる。
土間の竈に火が焚かれているのは、茅葺き屋根を燻蒸するためと云うことだ。

古民家の竈

「小谷戸の里」の管理事務所では、舞岡公園全体の管理保全を行うとともにボランティア活動の募集も行っている。ボランティアには一家族年間2000円でだれでも登録することができる。
実際に数年前まで舞岡公園でボランティア活動していたことがあるが、一つの田んぼを一年間受け持ち、田植えから稲刈りまで行うほか、雑木林の伐採やあぜ道の補修をしたりして、けっこうやりがいのある楽しい体験だった。毎年秋には案山子コンテストもあって、三位入賞したのが懐かしい。
ボランティア活動中に我々が作成した舞岡公園の立体地図が、今でも古民家の中に展示してあるので古民家を訪れたおりはご覧下さい。

舞岡公園田んぼ

舞岡公園は春はお花見、秋は紅葉と四季折々の自然を堪能することのできる貴重な里山型の自然公園だ。
一度は訪れてみることを是非、おすすめする。

舞岡公園の情報

●舞岡公園の住所
〒244-0813 横浜市戸塚区舞岡町1764

●舞岡公園へのアクセス
横浜市営地下鉄「舞岡」駅から、「小川アメニティ散策路」を歩いて25分。
バスを利用する場合は、JR戸塚駅東口絵江ノ電8番バス乗り場から「京急ニュータウン」行で終点下車。
有料駐車場もある。

●ボランティア活動の応募連絡先
特定非営利活動法人 舞岡・やとひと未来
TEL/FAX:045-824-0107

 

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