ポメラDM11Gの二つに折れる左右キーボードの接合部がついに壊れてしまった。
ポメラDM11Gについてはもともとキーボードのこの部分が華奢な作りになっていたので、壊れやすそうでキーボードを開くときはかなり慎重に取り扱ってきたつもりだった。
しかし、キーボードのフレームが経年劣化で歪んできていたのと、全体の素材が溶けてもろくなっていたのが重なって、キーボードセンターのこの部分に一番の加重がかかり、上下の蝶番部分が折れてしまったようだ。
以前にポメラ全体の素材表面が加水分解で溶けてベタベタになることを記事に書いたが、加水分解は素材の表面だけではなく、内部にまで及んでいたのだな。ポメラの加水分解の記事はこちら→
ポメラのベタつきを掃除する
ポメラのベタつきを掃除する
現状は開いたキーボード右の中央側キーが、左のより2ミリほど盛り上がった状態になっている。
瞬間接着剤で折れた部分を繋ごうと試みたが、うまく接着させることができず徒労に終わった。
まあ、壊れる前と比べてタイピングに若干の違和感はあるが、ポメラを開いたあとにかっちりとキーボードを固定してしまえばキーを打てなくはない。
このポメラDM11Gは長年付き合ってきた愛機だ。多少難があろうとも、完全に壊れてしまうまではだましだまし大事に使っていこうと思う。